アジア古来の哲学と自然と芸術

彩流華 華林苑

Sairyuka art and old Asian philosophy rooted in nature.

 

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2020/08/16

旧暦6月12日、夏の土用


うしとらの ふじのやしろの ふるみやに たいざんふくんの まつられし よしののみこの まつられし ふたつのとりゐ そのおくに わずかなすぎの きのむれの まもりています いしほこら かたはらにきく みのかをり ただならぬきは ぎのかみと あまつみおやの ぎのかみと あつきくもから ひさしてをしふ 


艮の 富士の社の 古宮に 泰山府君の 祭られし 吉野の神子の 祀られし 二つの鳥居 その奥に わずかな杉の 樹の群れの 護りています 石祠 傍に聞く 水の香り ただならぬ氣は 岐の神と 天祖の 岐の神と 厚き雲から 陽射して教ふ

 

 


 

2020/05/26

白画、書に華


華林の絵(白画)、書に教室の方に生けていただいた近作をご紹介します。
一番めの写真は書「子」に彩流華、入野松月さん。次は「妙音弁才天」に自由花、東真紫さんです。ありがとうございました。いずれも1月、金沢での北國花展の作品です。

  

 


 

2019/08/16

七夕


なぬか
すぎこだち いはもひらけと おとひびき あめのみはしら おほかみつなぐ

ちとせこす なみだけしたまへ みのおんかみの みかげうつくしく あそばせたまへ

やうか
たふとくも ををしくもいます てんのいけに ぎのおほかみいます ただただかしこ

 


 

2019/05/14

2019年の初夏に


ユダヤの神宝

へいたてに いますときこゆ みずのたま いまだきこえず やまとのたから

 


 

2018/10/01

旧暦八月十五日十六日


旧暦八月十五日十六日
小さい水、大きな水   熊野にて        華林

小さき水
おほきなる いはのひとすみ ぽたり、ぽた ぬれにしかたち たにぐくの すがたににたり くまのなる おくのたまきの たまきはる おほきなるいはの しらやまに つらなるといふ おほいはより ちちのごとくに たれるみず ちちのごとくに たにぐくを ぬらしてあそばす みずのちひさき

大きなる 岩のひと隅 ぽたり、ぽた 濡れにし形 蟾蜍(ヒキガエル)の 姿に似たり 熊野なる 奥の玉置の 霊極る 大きなる岩の 白山に 連なると言ふ 大岩より 乳のごとくに 垂れる水 乳のごとくに 蟾蜍を 濡らして遊ばす 水の小さき


大いなる水
みどりなる きりたつたにの たにそこに いへもつぶさん おほいはたち あまたころげる しろきいはの あひだをぬひて はしるみず おととどろかせ そのおとのはげし

緑なる 切り立つ谷の 谷底に 家も潰さん 大石たち 数多ころげる 白き石の 間を縫ひて 走る水 音轟かせ その音の激し


むゆかのち
おほかぜの みなみのくにを かすめきて くまのにのぼり あめつちひらく

大風の 南の国を かすめ来て 熊野に昇り 天地ひらく

 


 

2018/08/21

旧暦七月七日


旧暦七月七日
中禅寺湖にて        華林


  竜頭の滝
くろきはに りゅうのそうくつ たけきみの なかれのはたに きのならびたち
  黒き葉に 龍の巣窟 猛き水の 流れの傍に 樹の並び立ち

  中禅寺湖
ひかりとぶ なみあちこちと おどりおどる きしょくまんめん ななこのはじめ
  光跳ぶ 波あちこちと 躍り躍る 喜色満面 魚魚子の初め

  江戸の歌
なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな
  永き世の 遠の眠りの 皆目覚め 波乗り舟の 音の佳きかな


 


 

2018/08/15

夏の土用の二日間


夏の土用の二日間
之良也末比女さまをおむかえに若狭古志路をゆく     華林


  閼伽井戸に、カワズの游ぶ
うつくしき しらやまむけて とりのとぶ くものいさなふ うしとらのかた
  美しき 志羅山むけて 鳥の飛ぶ 雲のいざなふ 丑寅の方

  かなかなかなかな かなかなかなかな … …
きんすずの あもりたるちに ことをあげて きんすずのなる ひぐらしのこゑ
  金鈴の 天降りたる地に 事を挙げて 金鈴の鳴る ひぐらしの声

  なかきよをへて
かみのまへ みこふるすずの たまとなり うつくしきひめ とにいであそばす
  神の前 巫女振る鈴の 玉と鳴り 美しき比女 外に出で游ばす

  なぬかのち
つばきさす りゅうわうのまへに ゆうたれありて くろきまなこの ひめかみあそばす
  つばきさす 龍王のまえに 木綿垂れ在りて 黒き目な子の 比女かみ遊ばす

 


 

2018/06/16

旧暦 5月 皐月朔日 富山県内の大きな瀧にて


旧暦 5月 皐月朔日 富山県内の大きな瀧にて   華林

 何時にも増す水量、轟音‥‥
たきあらあらし あめかぜもあらし くもましろ しょうみゃうすがたなし 
ことごとぬれぬ
  瀧荒々し 雨風も荒し 雲真白 称名姿なし 事々濡れぬ


 人も鳥も、いろいろなことをお教えになられた‥‥
らんかんに たてとをしへし ひとのありて しもなるはしで ことすたきつせ
  欄干に 立てと教へし 人のありて 下なる橋で 事す滾つ瀬

 


 

2018/06/11

旧暦 4月 卯月26日 東京、江戸川橋にて


旧暦 4月 卯月26日 東京、江戸川橋にて 二首  華林

 鯉(こい)より大きいような‥‥
かんだかは ぬたりぬたりと いをみたり ビルのはざまに あめつちむすぶ
  神田川 ぬたりぬたりと 魚三たり(見たり) ビルの間に 天地結ぶ


 カンビールを飲む人たち、カップル、母と子、夫婦‥‥
あめつちを むすぶかはべに つどふこら こころあそぶなり えどのけしきか 
  天地を 結ぶ川辺に 集ふ児ら 心游ぶなり 江戸の景色か

 


 

2018/05/29

こゑを聞く、二首


こゑを聞く、二首        華林

  2018年 旧暦 4月13日  夕刻   富山県高岡市の古社にて
ふしきなる すぎのこむらに ことをあげて あけまくをほぐ とりのこゑきく
  伏木なる 杉の樹群に 言を挙げて 明けまくを祝ぐ 鳥の声きく




  同日夜  犀川のほとり、ここ数日は美しい月夜   石川県金沢市
よなよなに かわずなくこゑ のぶとくて つきにもとどく あをくものそら
  夜な夜なに かわず鳴く声 野太くて 月にも届く 青雲の空


 


 


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